パンドラ paris

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パンドラ paris

 

余りに大きな代償と共に、繰り返される『想定外の出来事』と言う説明。

科学者の想像力が未来の子供達の明るい環境を守ってくれる事を祈る。

 

其の時点では夢の未来を適える最新で確かな方法であったのかも知れない。

一人の科学者が夢を語り生涯を終える期間は、一瞬の流れ星の如しだろう。

千変万化の畝りを引き起こす大自然、宇宙的規模のとんでもない動きの前に

どれ程の確信を主張出来るだろうか? 全てを時々の最新へと送り出す前に

一瞬立ち止まる勇気を忘れないで欲しい。ブレーキの効かない乗り物は、

たとえ最新型に見えても当初から欠陥品である事は忘れてはならない筈だ。

 

 


パリ バカンス paris

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パリ バカンス paris

 

いよいよバカンスシーズンも酣。街人が出発したパリは随分と静かになる。

訪れる観光客の通り道を外すと普段見慣れない街の素顔と出会える季節だ。

 

今夏も例年の様にこの季節はパリで過ごしている。何時の頃からだろうか?

人が多い処が少しづつ苦手となって来た。少し寂しい位の静けさも悪くない。

普段のサボり性を反省しながら休日を使ってゆっくりと皆んなに追い付ける

夏休みに多少救われている。暑さを回避出来ればパリ散歩にはチャンス到来。

日頃見慣れない普段着のパリが接してくれる。洗いざらしの濡れ髪も素敵だ。

作業と散歩時間のバランスを調節しながら夏休み後の飛び発ちを考えている。

 

 


磨き作業 paris

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磨き作業 paris

 

夏休みの宿題は、木肌磨きへと入っている。塗装作業の下準備が始まった。

パリ自宅のラストワークと取り組んでいる。最初の思いを仕上げて去りたい。

 

若き計画では生涯パリで終える「終の棲家」に入手したアパートであったが、

時の流れは京都の隠れ家「鹿ケ谷」へ移る判断を選んだ。購入当初の計画を

今頃になって、離れる前の最後の仕事として取り組んでいる。油性ペンキが

どうも苦手で、時間の在る時に少しづつ全面を剥がして来た。必要に応じて

壁は水性ペイントで仕上げ、木部のペンキは全て削り落とした。機能面で

台所と浴室には塗料 Satin(半ツヤ)を使用せざるをえないが、木肌の部分は、

呼吸出来る塗料を選択してしまう。と言う訳で、現在は「磨け 磨け」作業に

追われている。植物抽出の樹液で多少着色して、薄めたニスで仕上げて行く。

少年が訪れる時は今日も埃だらけの作業服。若かりし思い出として残したい。

 

 


散歩道 kyoto

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散歩道 kyotp

 

少年も夏休みをパリで過ごしている。どうやら日課は釣人宅訪問らしい。

日参する階段の音が楽しみになっている。今日はどんな話が始まるだろう?

 

少年は幼年時代をアメリカの自然公園で過ごした思い出が在った。もちろん

生まれは日本であったが、記憶は薄い様だ。以降、パリに住み着いている。

石造りの街、パリでの暮らし。環境に土を感じるより、背景に石を見る事が

多くなっている。散歩道での発見物も石造りを背景に冴えるモノが多い。

今日は少年に京都の散歩道での写真を見せてあげよう。何でもない散歩道が

街暮らしの少年の感性を活性してくれるだろう。少年の新発見に期待したい。

 

 


木材 paris

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木材 paris

 

少年が来てバスティーユ広場へ行こうと誘った。見せたい物があるらしい。

「これなら出来そうだ」シンプルな繰り返しが面白いリズムを醸している。

 

石材との相性も悪くなさそうだ。木は使い方次第で肌に優しく温かい感触を

醸してくれる。パターン繰り返しのデザインが面白いリズム感を創り出し、

其の儘で和の世界へも応用出来そうだ。其の気になれば少年にも制作可能な

シンプルな提案に好感が持てた。隠れ家「鹿ケ谷」の参考に記憶しておこう。

どうやら、少年もまだ見ぬ隠れ家の改築アイデアに知恵を絞っているらしい。

釣人は少年がまだ知らぬ京都の格子戸を思った。共に同じ流れを探している。

 

 


14 JUILLET 2017 paris

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14 JUILLET 2017 paris

 

昨日 7月14日フランス革命記念日。仕事を一服して軍隊パレードを TVで観た。

恒例のシャンゼリゼ軍隊行進を大統領が拝謁する。市民革命を経た国の行事だ。

 

市民革命を経た国の軍隊パレードが行われた。革命を経た国では市民が軍隊へ

抱く思いが他と明確に違う様に思われる。行進を眺める街人の熱に感じる処だ。

日本には無血開城と言う他国に類を見ない大きな引き渡しが在った事を思った。

歴史的に見ても当時の武士階級の教育レベルの高さは誇れる処だろう。たとえ

国際情勢上の防御の為と言えども、どんどん高度化せざる負えない軍事力強化

は市民にとっては重荷である事には違いない筈だが ... 。人間世界の業だろうか?

 

 


配線の集結 paris

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配線の集結 paris

 

近道や遠回りをしながら、其々の配線が約束の場所へと合流して来た。

細かった流れは纏まりながら束となり「ブレーカー(配電盤)」へ集まる。

 

道順をなんとか進んで来た配線が、約束場所のブレーカー(配電盤)へと

集結して来た。知恵の輪を解く前に、少年に「接触厳禁」と厳重に注意、

二杯目の濃いコーヒーを淹れ直した。下準備を終えた配電盤へ各配線を

接続固定する。天井測や床測からの配線の流れを纏めた。配線溝に蓋板

を打ち付け、壁の穴をパテで塞げば、長年の宿題配線作業が終了する。

上手く行ったら少年と塗料を買いに行こう。塗装仕事は随分と気が楽だ。

7月14日革命記念日パリ祭。シャンゼリゼ軍事パレードは TVで見学する。

 

 


夏の影 paris

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夏の影 paris

 

焼き付く影を残して、今年も夏が過ぎて行く。雷と稲妻が夏を告げた。

夏至が過ぎ、パリ祭(革命記念日)が近づいて来た。バカンスも酣を迎える。

 

猛暑が存り、その後過ごし易い夏日を迎えていたが、突然の雷と稲妻に

改めて高緯度の短い夏を知らされた。「昔は夏のバカンスには皆んな海へ

行ったものさ」老人は砂浜で過ごした夏に目をほそめた。パリ祭の行進を

見届けると海へ向かう支度をしたそうだ。街人が出発して閑散とするパリ、

エッフェル塔は例年の事の様にパリのバカンスを過ごし始める。短い夏に

宿題を熟しながら過ごしている。雷と稲妻が、パリの夏を知らせてくれた。

 

 


民族衣装 paris

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朱点 paris

 

民族衣装を見る。焚きつけて来る様な土の香り。スペインの紅色が美しい。

民族衣装に嗅ぐ紅色は、何処か清流の奥底に潜む野生の朱点を思わせた。

 

何故だろう? 釣人は「朱点」と良く使い、少年は「紅色の点」と言い直す。

確かに、此方のファリオ(野生鱒)の斑点は正確に観察すると朱色と言うより

紅色に近い様に思われる。日本での山女魚は、東西を境にして体側に朱点を

持つアマゴに変わる。其の美しさに惹かれて、朱点と習慣的に使ってしまう。

民族衣装に使われる赤色は其の土地に滲み出す動植物から抽出されている。

南米ではサボテンに付く虫から抽出した液で、なんとも美しい赤を作り出す。

釣人は民族衣装に滲む赤色と野生鱒に散りばむ美しい斑点に、共鳴を感じた。

 

 


本当の ... 生き方

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本当の生き方 paris

 

映画「River runs through it 」の川辺での兄弟の会話が浮かんで来た。

「大きくなったら何に成る?」「たぶん、Fly Fisherman だと思うヨ」

 

「本当の生き方」と言うものが人生に在るかどうか? 永遠の疑問だろう。

どんなに考えてもたった一度だけの人生。流されながらも生きて見たい。

道標を見失ったら自然の中を歩いてみよう。自分の一番好きな事が解る。

流れに沿って歩き続けると、辿り着く場所が遠くにきっと見えて来る筈だ。

目をパッチリ見開いて、「今の自分が一番好きな事」を大切にしたらいい。

 

 


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