新設 (京都編):「 釣人の散歩道 kyoto 」

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留守番

 

少年へ吉報連絡

お陰様で釣人の散歩道 paris もいつの間にか十年日記となりました。

京都移住の計画もいよいよ動き始めました。移住を実行する迄には

まだまだ長期間が必要ですが、此れからは「パリ - 京都」往復が増えて

来ると思います。将来に備えて「 釣人の散歩道 kyoto  」新設しました。

今回は一ヶ月程の京都滞在になると思います。下記宜しくご確認下さい。

 

釣人の散歩道 kyoto :  http://nobuhiroono.jugem.jp です。

釣人の散歩道 paris の継続日記、「京都編」となります。

PCで見る場合は、継続記事は写真下 続きを読む>> クリックで出て参ります。

スマートフォンの場合は、「写真をクリック」で記事、「次へ」で継続記事 です。

出来れば PC or タブレットで見て頂くと写真や記事が鮮明に楽しめると思います。

まだ書き始めですが、宜しくご笑見一服下さい。

 

今迄の「 釣人の散歩道 」を「釣人の散歩道 paris 」と変更しました。

副題に / en souvenir des excellents moments passes ensemble と

書き加えて、「 共に過ごした思い出のために ... 」と、添えて見ました。

パリでは「 釣人の散歩道 paris 」、京都では「 釣人の散歩道 kyoto 」と

両ブログを併用して継続します。ブログページ の" Links " 欄に互いの

リンクを加えてありますので、宜しく両ブログを往き来下さい。京都編も

シンプルな無料ブログですが、写真が大きく鮮明となり見易くなりました。

徐々に移動準備を進めて行きたいと思います。宜しくお願いします。釣人拝

 

 


留守番 paris

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留守番

 

少年へ伝言

相棒と京都へ行って来ます。改築の基礎工事を終え、「墨付け」を経て、

いよいよ「建て込み」が始まった。隠れ家「鹿ケ谷」の様子が楽しみです。

釣人の散歩道 paris の  " Links "  欄に「最後の鷹匠」をリンクさせて

頂きました。独学の教材として非常に役立つ素晴らしいホームページです。

留守番中に、じっくりと読み深めておいて下さい。京都での経過や情報は

近日中に「 釣人の散歩道 kyoto 」を新設しますので、宜しく確認下さい。

開設が完了次第に連絡します。吉報を楽しみに留守番願います。  釣人拝

 

 


髪形転換 paris

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髪形転換

 

此の数年、スタンダードな髪形を続けて来た。うららかな春風が流れ始めた。

釣人はふと鏡を覗き込んで髪を静かに掻き上げた。ちょっと変えて見ようか?

 

京都へ、産声をあげたばかりの隠れ家「鹿ケ谷」に会いに行く。早朝に起きた。

釣人は鏡を覗き込んだ。動き始めようとする流れに、ふと新たな自分を探した。

久しぶりに髪形でも変えて見ようか? もう一度、長髪でもやって見ようかナ ... 。

一番自然なスタイルの自分で会いに行きたい。そうだ、其れが一番とスマイル。

少年と相棒へは、乞うご期待としておこう。朝思い付いた精一杯のお洒落だった。

 

 


透過幻想 paris

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透過幻想

 

ギメ美術館での「KIMONO」展示に長い列が出来ているらしい。覗きに行く。

松坂屋歴代コレクションの展示会で、仲々見られない歴史上の着物を拝見した。

 

歴史に残る数々の着物や婚礼時の誂え品、現在デザイナーによる新アレンジ、

丁寧に纒め上げられた展示に長蛇の待ち時間も納得出来た。素晴らしい品々を

拝見させて頂いた。釣人は透過する着物の魔力に? 否、美しい魅力に水生昆虫

のカケロウ、脱皮を終えて開き始めた羽根を想像した。ドキドキとさせられた。

ウブな湿り気を風に晒しながら、其れは大人の躰へと変わって行くのだろうか?

釣人は、まだ見ぬ隠れ家「鹿ケ谷」との初対面を思った。ドキドキとしていた。

 

 


呼吸する壁 paris

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呼吸する壁

 

生き物の様に呼吸する壁が好みだ。壁全体で吸湿し、時と共に乾いてくれる。

隠れ家「Dragon」で築いた釣人のコンセプトは、「鹿ケ谷」へ引き継がれた。

 

呼吸する壁を再現して、お気に入りの明かりを灯す。暖炉も作りたい処だが、

環境上、「鹿ケ谷」では適わない。「Dragon」で築いた環境を出来るだけ

京都へ引き継いで行きたい。呼吸する壁は再現する。油性塗料類は必要最小限

に止め、極力使わない。湿度が高く、四季の温度差が生じる日本の生活では、

其れなりの適材を選ぶ必要が在るだろう。譬え強い保温効果が在ると云えども、

安易に室内環境を魔法瓶の様に密封するコンセプトは避けたい。断熱効果に

多少譲歩しても、お気に入りの燈と共に、昔ながらの心地良い環境を選びたい。

 

 


朝日のあたるカフェ paris

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朝陽のあたるカフェ paris

 

サンマルタン運河脇に Cafe が在る。歌でなら「 the Rising Sun 」と呼ぶだろう。

陽のあたる Cafe なら数多く在るが、東側に運河の抜けを控えたカフェは格別だ。

 

パリは歩いて暮らせる小さな街であるが、各地区がはっきりとした個性を持ち合わ

せている。そんな処が小さなこの街に魅力と懐の深さを醸しているのだろう。10区

サンマルタン運河付近もかなり個性的な雰囲気が漂っている。ノスタルジーでなく、

懐古的でもないのだが、ちょっと古き良きフランス映画の全盛時代を彷彿させる様な

雰囲気ではないか?と釣人は思っている。夏の夕方になると近所の人達が夕涼みに

運河沿いに出て来る様な余裕が今も尚当たり前に残っている地区だ。朝歩きの機会は

なかったが、朝日の時間帯を歩いて見たら、新しい発見が在った。観光客ではなく

普段着の地域人がカフェテラスで陽を浴びていた。「朝日のあたるカフェ」である。

 

 


修行を積んだ「ロマンチスト」 paris

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修行を積んだロマンチスト

 

パリのパン屋さん。「 どれにしようかなァ ... ? 」 夢は大きく膨らんで行く。

ガラス越しに輝く宝石の数々。実は、明け方早くから仕込まれた努力の結晶だ。

 

パリで四十年近く過ごしている内に、釣人も一端のパリジャンの舌に近づいて来た。

和食のご飯に当たるパンの食感は重要だ。散歩の道すがら、パリ 10区に、これだネ

と確信するパン屋さんと巡り会えた。もう迷いなく、このパンで楽しませて貰える。

名を成したお店は数多く在る。確かに其の感動の味を楽しませてくれる。ところが、

一概に其れ等のお店には独特な雰囲気が蔓延してしまうのだ。どっと押し寄せる客列

に、いつの間にか慣れ切ってしまう。ところが、このパン屋さんには言葉にならない

素朴な温かさが新鮮に残っている。厳しい修行を積み重ね、数々のコンテストを勝ち

進み、星を頂いて自分のお店を開き、其の名をパリの歴史に残す事は至難の偉業だ。

それ以上に難しいのは、無名の修行時代に抱いた夢やロマンを生涯持ち続ける事だ。

波に揉まれて、人は生き残る為に、其の性格を変えて行くのが世情なのだから ... 。

このお店に流れる新鮮さは何だろう? 子供が宝石の味を夢見る様なロマンチックな

素朴さが漂っている。達人の世界には、通常、悲しささえ湛えてしまう程の厳しさが

漂うものだが ... 。名を成した後も、仄かで素朴な夢の味を毎日焼き続けてくれる。

其の器が実に稀な才能だ。釣人は勝手に其の人を「ロマンチスト」だと信じている。

 

 


手作り paris

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手作り paris

 

手作りの一品。釣人の四十年前の作品。お袋の部屋で発見してパリへ連れて来た。

学生時代の試作をお袋にプレゼントしたものだが、元気に残っていた。ありがとう。

 

子供の頃、自分で使えるお小遣いは余り許されていなかった。欲しいものがあれば

言って買って貰うのが習慣であった。そんな事情で、普通の子供が自由に手に入れる

安価なオモチャなどは自分の手作りで凌いでいた。ピストルなどもお手の物だった。

今から思えば、其のお陰で「モノを自分で作れる手」を手に入れる事が出来た様だ。

親に感謝している。時は流れて、「終の棲家」を考える年代を迎えた。此処に至る

経過の中で、海外に出てからも美粧フリーランス、毛鈎竹竿作り、毛鈎巻きを経て

隠れ家「Dragon」、自宅改装と自分の手で切り抜けて来た。ご縁は面白いものだ。

終の棲家となる京都の隠れ家「鹿ケ谷」改築でお世話になっているチーム全体の

棟梁 I氏も、彼が大工の棟梁と呼ぶ H氏も、チーム全体良く似た人柄が集まった。

大工の棟梁 H氏は、『プレカット』と呼ばれる機械加工が主流になっても、自分で

構造補強材へ『墨付け』して、自分の手作業で木材に『きざみ作業』を施す大工さん

である。この作業を出来る大工さんが年々減って来ている。釣人の夢は自分の手を

離れてもそんな人達に支えられている。補強基礎工事、床組施工、構造補強準備作業

を経て、建て込みに入る。子供の頃の「手作り」は、多分一生付いて来るのだろう。

 

 


仕上げ技 paris

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仕上げ技

 

仕上げは薄く塗る。何時もそう出来る様に、下地作りの工程に気を付ける。

息が詰まる厚化粧より、素材の呼吸を感じる薄塗りを「イイもの」とする。

 

以前フリーランスで撮影の美粧仕事に携わっていた経験で、釣人は塗り作業に

独自の信念を確立していた。プロ芸人が自分で粧う白塗りは、決して厚くない。

底深く白く見えるのだが、決して厚塗りではないのだ。素材を覆い隠さずに、

白を感じさせる。そんな処がプロの仕上げ技だろう。釣人も自分流を確立した。

表現したいのは仕上げではなく、其の下に在る本質である。その様に信じたい。

 

 


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