最初はカッコイイ形からだ。そして、何時か? 幼い頃に見た「形」がやって来る。
其の力、どれだけモノを見て来たか?と強く関わっている。記憶の流れから ... 。
今朝、目覚めてTV スイッチを押すと、再び、緊迫した緊急ニュースが流れていた。
近所の朝市が再開した。市場前カフェでは、何時も通り朝陽を浴びながら街人が
語り合っている。パリ郊外北地区で、特殊機動隊がテロ実行犯を発見して急襲した。
現場状況が報道されている。勇ましい建前通りの演説に支持率が少し伸びを増して
傾き始めている。そんな流れの中にも、微かに起こり始めた少数派の意見も在る。
流れは一つの道を選びたがるものだ。感受性に満ちた、話し合いに期待するのみだ。
キナ臭い時だからこそ、釣人は日常通りの生活へと少年を誘っている。考えよう!
目が開いた時に見た光、欲しくて欲しくてたまらなかったモノ、じっと見つめた色、
初めてカッコイイと言われた形。煩悩との闘いのように、釣人はラブレターを巻く。
釣人と少年は誰に届ける為に其れを巻き上げているのか?最近少しづつ解って来た。
幼い頃に見た「形」を受け入れてくれる誰か ... 。共に心を震わせてくれる野性へ。
一体何を信じて書き上げよう。心に響いてくれるだろうか?其れは記憶の流れから
現実の流れへ届けられる。だからこそ、独学探求が、空想の夢を継続させてくれる。
自分流でいいんだネ。釣人と少年は、まだ少しカッコ悪いラブレターを書いている。
それが、現在の釣人と少年の証。他人を傷つけず、先へ進んで行く方法を探したい。