小島 「大工さん」

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大工さん

大工さん

大工さん

大工さん

大工さん

大工さん

大工さん

大工さん



大工さん

大工さん

大工さん

大工さん

大工さん

大工さん

大工さん

バンガローの朝は、雄鶏の刻を知らせる雄叫びで始まる。生活の音が動き出す。
何処からか発動機の音が始まった。響きに混じり、早起き大工さんの声が聞える。

雨期前に仕上げておかねばならない手順があるのだろう。朝から釘を打つ音が
響いている。木ネジの習慣がないのかナ?板止めの音が聞こえた。建上げ屋を
観察した。ナチュラル素材に覆われた内側に、家の骨組みが、解り易く見え隠れ
している。重量を支える本柱に、トントンと 添え木を打ち足している。釣人は
隠れ家「Dragon」内装工事を手掛けて、なんとか完成に漕ぎ着けた経験が在る。
勉強の仕方によっては、手造りのバンガローもなんとかなりそうだ。その視点で
観察すると、手造りのバンガローは家造りの教科書の様に思えた。浜辺を東側へ
歩くと岩場の岬が在った。其の周りの林に、なんと、子供心に懐かしい樹上の家、
「展望バンガロー」が見えた。釣人は何よりの発見を少年へ伝えようと、構造を
写真に収納する。空想していた。あそこで、目覚め、朝日を浴び、光る海を眺め、
読書三昧 ... 。 相棒が来て肩をポンと叩き、「頑張ってネ!」と宿題の釘を打った。


 

小島 「朝の海風」

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小島の朝

小島の朝

小島の朝

小島の朝

小島の朝

小島の朝

明け空をトワイライトが薄く染めている。眠りから覚めた朝一番、一日が始まる。
ワン君達が朝の浜辺を軽快にジョギングして行く。島のおばさん達も仕事開始だ。

相棒が寝惚け眼で起きて来た。まだフラフラ歩きなのだが、朝に向かい背を正す。
そう!其れが目覚めの深呼吸の姿勢。空が起きてくる前に、深呼吸、朝の一番星。
川の明けを見慣れている釣人は、海は広いなァ と目を丸くして眺めた。まるで、
まだ眠っている様に波までが穏やかだ。釣人は浜を行く人に「 Good morning !」
街の挨拶をした。後から、「おはよう!」と言った方が良かったなァ と反省した。
自然の中では、言葉が通じない方が、感じたままの気持ちを伝える事が出来る。
浜辺を走るワン君が、無言で「おはよう!」と挨拶して走り去って行った。たぶん、
そうだ。朝は紅茶の筈の相棒も、 「コーヒーが飲みたいね!」 と同じ事を言った。


 

小島 「日の出」

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日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

日の出

雄鶏の声で目が覚めた。釣行時と同じ様に熟睡出来たので、釣人は早起きだった。
蚊帳を飛び出し、砂浜へ出た。アーリー・バード、島の早朝は海波までが穏やかだ。

コーヒーが飲みたかった。今回はキャンプ旅ではなかったので、パーコレーターや
携帯コンロは持って来ていない。残念だ。コーヒーの香りを空想して深呼吸をした。
今日も晴天に恵まれた。それだけで十分に幸せな朝だ。心配した雨期は、どうやら
やじきた道中の二人組にウィンクしてくれた模様だ。日の出と共に、どんどん浜が
明けて来る。釣人は静かな朝の海へ、小舟でトローリングへと曳かれているようだ。
吸い込まれる様な静けさだった。熟睡中の相棒を起こしてやろう! 清々しい空気、
久しぶりに二人揃って朝の深呼吸も悪くない。太陽に感謝、雨期の雷神様にも合掌!


 

小島 「青い畝り(うねり)」

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青春

青春

青春

青春

青春

青春

青春

青春

海水に浸かりながら荷降ろしをする青年がいた。忘れようとしたものを思い出す。
夕方の浜に島の子供達の遊び声が響いた。パリで待つ少年へ、お土産に包みたい。

触れ合い、抱き合い、引っ掻き合い、しがみ付き、助け合って遊ぶ子供の姿を
見ながら、釣人は砂浜で己の膝を抱いていた。自分は今どの辺を歩いている
だろう?夕方の海に島の子供達が今日一日を終えようと楽しそうに遊んでいた。

街の暮らしには買い与えだけで夢を託してしまった大人の世界が多過ぎないか?
風も吹かない狭いパソコンの画面を前に、指先の動きだけで世界を語る子供達。
僕達はやがて、淋しい未来へ一歩づつ進んで行かなければならないのだろうか?
自然のうねりに晒されて育つ子供達は、本当に、取り残されているのだろうか?
堕ちていく前に、もう一度、子供達の自浄力を信じたい。勘違いをした大人の
過保護が害している場合もあるのだから ... 。パソコンや携帯電話が友達作りの
必需品とは限らない。ないものは、作ればいい。それだけで生きた時代を思った。
島の子供達が大切な事を当たり前に喋ってる。自分は今どの辺を歩いているのか?
ベランダで夕時一杯を嗜み、砂浜を歩いた。青い海を振り返る時間が暮れて行く。


 

小島 「バンガロー燦燦」

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バンガロー

バンガロー

バンガロー

バンガロー

バンガロー

バンガロー

バンガロー

バンガロー

バンガロー

バンガロー

浜辺には沢山のバンガローが在った。風が抜けるので思いの外、涼しく感じられた。
みんな揃って高床式にベランダ付き。どこが一番星かな?釣人と相棒は散策に出た。

値段から見ると、やはり波打ち際に面した一列目がファーストクラス。ベランダから
朝日、夕陽を味わえると言う贅沢クラスだ。二列目以降はエコノミーとなる訳だが、
一列目のバンガローを海辺の借景一部と思えば、さほど違いは感じないと思われる。
当然、多少だが料金に違いが出る。パジャマで見る朝日とサンダル履で見る朝日の
違い位かナ?訊ねて確認した訳ではないが、風が抜ける構造上、エアコンクラー無し
で電気扇風機。蚊帳付、水シャワーは共通だろうと思われる。若干、山鳩の家だが、
それがバンガローの心意気テイストだろう。贅沢な不便さをわざわざ味わいに来る。
白い砂浜に惚れ込んだ二人は、「海の隠れ家」に、燦燦と佇むバンガローを廻った。
一周廻って戻ってみると、自分達の泊まるバンガローも悪くなかった。もう、愛着が
沸いている。ベランダで寛ぐと海風が通り抜けて行く。白い砂のせいか?潮の匂いは
余り感じない。蚊取り線香を点し、夕時一杯を嗜んだ。浜辺の原始生活を楽しもう。


 

小島 「白い砂浜」

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白い砂

白い砂

白い砂

白い砂

白い砂

白い砂

白い砂

白い砂

白い砂

白い砂

桟橋で汽笛が三回鳴った。一日一便のスローボートが出発合図を知らせている。
真っ白な子蟹が慌てて砂穴へ潜った。太陽燦燦、雨期は少し回り道をしてくれた。

砂浜は、それが当たり前の様に、真っ白な素肌を見せてくれた。船が出発すると、
再び陽が射した。船は行き、何もなかった様に、人の少なくなった静かな砂浜が
一段と白さを増した。陸を離れた真っ白な小島の浜で波や風の音を聴いていると
地球の時間が止まってしまった様に錯覚する。汽笛に驚いて砂穴へ潜り込んだ
まだ小さな子蟹も、様子を見ながら白砂の上に姿を現した。こんなに平和なのに、
臆病で真っ白な服を身に纏っている。相棒は木陰を見つけてのんびり海を眺め、
釣人は子蟹と砂遊び。意味もない、そして無駄もない、穏やかな時間を過ごした。


 

小島 「忘れちゃったもの」

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忘れちゃったもの

忘れちゃったもの

忘れちゃったもの

忘れちゃったもの

忘れちゃったもの

忘れちゃったもの

忘れちゃったもの

忘れちゃったもの

思わず目を細めてしまう程、真っ白な砂浜だった。浜風に誘われ、お腹が空いた。
島のおばさん手作りの見慣れないカンボジア・スイートでエネルギーを充電する。

砂浜で船で一緒だったカンボジア青年と合った。彼女を連れて日帰り休日らしい。
「此れ美味しいヨ!」おばさん手作りのスイートあづき。ココナツミルク風味だ。
青年のご推薦に二人揃って合点。早速購入。ところが、ところがだ。ビニール袋
のゴムを解こうとしたら、おばさんが、そうじゃない、違う、違うと首を横に振る。
そして、さかんにゼスチャーで何か噛む仕草を繰り返している。釣人はふと子供
の頃を思い出した。「そうだ!角を噛み切るのだ!」その穴に口を付けて、吸う。
ビニールを押すと口の中に甘いミルクぜんざいの様な美味しさが流れ込んで来た。
釣人は頭を掻いた。もう、こんな簡単な事も忘れちゃっている。島のおばさんが
目を細めて喜んだ。さすがに、カンボジア・スイートはハイレベルだ。引き続き、
「バナナのもち米巻きココナツ風味」の葉っぱ炭火焼き?少々長い命名となるが、
これは美味しい。そして、お腹も膨らむ。もう、充電 100パーセントの満腹だ。
真っ白な砂を踏み、限りなく透明な水色の海へ滑り込んだ。子供の頃へと帰った。


 

小島 「バンガロー泊」

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小島のバンガロー

小島のバンガロー

小島のバンガロー

小島のバンガロー

小島のバンガロー

小島のバンガロー

小島のバンガロー

小島のバンガロー

スローボートは正午前には島へ着き、午後に再びシアヌークビルへと戻って行く。
日帰りでもゆっくり休めるが、島のバンガロー泊が波や風を聴きながら過ごせる。

不思議なことに、陸地と同じ気温の筈だが、旅着を脱いで楽な恰好に替えると
風が気持ち良い程の気候に感じた。島のバンガロー泊と言う事で、乗り込む前に
多少の非常食とつまみをリュックに詰め込んで来た。バンガローには水シャワー
と電気扇風機は備わっているが、水道水は飲めない。各自でミネラル水ボトルを
買って準備する。殆どのものは島で調達可能だ。釣人と相棒は以前の山旅で
電気のない宿泊も体験済みだ。発電機故障などで電気蚊取りが使えない事態も
起こるので、釣人は旅の準備時に、一応蚊取り線香(日本製)もリュックに詰め
込んで来た。対マラリア防蚊対策は電気蚊取り、線香の二段構え+スプレー、
ジェルの重装備で対応。蚊帳は備わっているが、よく破れがあるので、洗濯ピン
が便利な必需品となる。釣人は天井を探した。「いた、いた!」ヤモリ君である。
以前ベトナムやタイを旅した時に経験済みだが、最初はヒヤヒヤしたが、電燈に
集まる蚊を食べてくれる姿を見て、「助けてくれる仲間なんだ!」と親近感を
抱く様になった。顔も良く見ると、鱒顔にも似ていて、なかなか可愛らしい奴だ。
相棒にも良く説明。以来、納得の仲間意識が成立している。気の利いたつまみ
が少量あると、粗食が続いても、夕時一杯がグッ と深いものとなる。読書には
ヘッドライトが必需品だ。月明かりだけでは旅本タイムも儘ならない。さてさて
前置きが長くなってしまったが、荷物を置き、身軽にして、白浜へ出かけよう!
目の前が拡がる白浜だ。この島の真っ白な砂は、歩く度に、キシュと音をたてる。


 

シアヌークビル 「小島へ出発」

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小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

小島へ出発

シアヌークビル沖には小さな島々が点在する。どの島と巡り合うか? 風に訊く。
町港から出発する島行き船には二つの選択(高速艇 or スローボート)が在った。

もうこれは、言わずもがなの選択。釣人と相棒は即座の合点。安くて楽しそうな
スローボート! なんと言っても、若者向き、バックパッカーご用達の小型船が
いい。急ぐ旅でもない。船内での出来事や、出会いもまた旅の一部なり。いざ、
小島へ向け出発!船内は、パッカー族のリュックで山積みだ。其の一つ一つに、
まだちょっと青っぽい宝物が詰まっていそうだ。イイ感じだった。釣人と相棒は、
船べりに座って、青い海と若者達を眺めていた。同年代のおじさんが難しそうな
顔をして雑誌を読んでいたが、やはり同じ仲間なのだ。確かにスローだったが、
馬力だけはしっかり音を出して、小船は力強く島に着いた。おォッと! 白い。
白い砂浜が在った。船長は、ニッコリ笑って余裕のポーズだ。青春号の到着の巻。


 

シアヌークビル 「砂浜の風」

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砂浜の風

砂浜の風

砂浜の風

砂浜の風

砂浜の風

砂浜の風

砂浜の風

シアヌークビルはカンボジア海上貿易の港があり、近郊諸国への玄関口となる。
ビーチリゾートとして注目され、中心も海辺へ移り、浜の南東へ拡がっている。

タイランド湾に面したカンボジア随一のビーチリゾート、シアヌークビルは最近特に
訪れる旅行者が増えている。新しく拓かれるビーチはどんどん南東へと、美しい
砂浜を求めて拡がっている。贅沢な観光客は、生活を離れて、限りなく波と風だけの
砂浜を求める。中心からどんどん南東へ流れている様子だ。と言う、釣人と相棒も
宿を決めた近くの砂浜を散策後、南東へと流れてみる事にした。雨期を直前にした
季節柄、人数は少ない砂浜だったが、バカンス化が進むと静かな海風は聴きにくい。
浜辺が長く南東へと続いている為、自転車を借りてのロケハンとなった。経験上、
釣人の勘では、町から離れれば離れる程、お気に入りの砂浜に辿り着けると確信が
在った。自転車で走る事 30分。「見つけた!」二人はご機嫌な砂浜に辿り着いた。
早速、バンガロー・スタイルの海宿も確認した。。砂浜まで 1分の絶好な海の宿だ。
旅足を休め、砂浜の風に耳を傾けた。自転車を借りた所で耳よりの情報を入手した。
船で渡る近くの小島に真っ白な浜があるそうだ。自然派のバンガローもあるよ!と。
海に浸かり、浜辺で静かな風の音を聴いた。「海水浴は久しぶり」 相棒が喜んだ。
バス到着場所に合わせた宿は少し離れている。自転車で戻り、今晩は計画を練ろう。


 

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