JUGEMテーマ:日記・一般
水が澄み、清廉になると、餌や隠れ場さえ失った魚には棲み辛いだろうか?
酸素が稀薄になる標高の空を思い出す。意識が響き始める時、澄み切った水色。
其の色を見たのはチペットだった。昨年はビクーニャの棲む南アンデスで再会した。
意識が何故か芯に響き始める感覚の中で、寂しささえ過ぎる澄み切った水色だ。
釣人は『寂しさのない孤独』とは、自然が啓示する生きる事の尊厳さと受け止めた。
そんな空に輝く川の流れは見て来たつもりだ。澄み切る湖に鱒が棲んでいるそうだ。
インディオはどの様に湖鱒と付き合っているのだろうか?少年は水色の空を思った。