アリガトウ 2011年 - 2012年コンニチワ

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アリガトウ 2011年 - 2012年コンニチワ

今年も一年、お世話になりました。釣人と少年は、欄干から頭を下げた。
腕前まだまだ。練習を積み、カッコ良い釣人を目指して励んで参ります。

「竿はネ、振っちゃァ いけないヨ」「竿を曲げる。振音なしでラインは飛ぶ!」。
今年も一年、成長出来ただろうか?解らない時は、ただひたすらの練習が良い。
或る時、何かが伝わり、そして生まれる。其の日、川が一人前と認めてくれる時。
風と友達になれ!ラインを溶け込ましてくれる。ラインの風切りは澄んだ高音だ。
釣人と少年は一年を思い返す。色々な方に助けて頂いた。ありがとうございます。
文末となりましたが、被災された方々に安らぎの一刻が訪れる事をお祈りします。



冬靄

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冬靄 

年の瀬に急に気温が下がった。緊張感のある冬の朝が訪れ、冬靄が街を覆った。
靄はやがて冷気となり、西から東へ流れてゆく。兎君のラストスパートが始まる。

釣人と少年は慌ててジッパーを口迄上げ、ポケットに手を突っ込んだ。冬の朝が
久しぶりに気持ち良かった。昨日の暖まりを残すセーヌは、どんどん冬靄に覆われ、
昼を迎えても、明るさを取り戻さない。靄はやがて冷気に変わり、風の流れを掴み、
街を西から東へ流れ始めた。「いよいよ来たね!兎君気合いのラストコーナーだ」。
二人は頬赤らめて白息を吐いた。ゆく年が急ぎ足で、高緯度の街を駆け抜けて行く。


温い走り

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温い走り 

いよいよ、「ゆく年」を迎える。俊足の兎君は「温い走り」で流している。
セーヌは、春先の様、雨水を運んでいる。沢山の水が海へ流れて行く。

冬、釣人と少年も、まだ手袋を使っていない。マフラーを外し、傘を握っている。
全ての廃棄物を洗い流す様に、雨水が海へ流れて行く。年の瀬が新年を迎える。
頑張れ!兎君。一踏ん張り!ラストに、ピリっ と驚く様な俊足を見せてくれ!
地球全体が何かを洗い流す様に、湿った冬に雨が続いている。何を語りながら、
冬の雨水は海へ流れ続けるのだろうか?今年を振り返り、新年の準備に取り組む。


『氷の世界』

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『氷の世界』 

冬至を越え、気温は少し下がったが、冬の雨はまだ雪に変わらない。
白銀のクリスマスはお預けの気配だ。極少ながら、太陽は昇り始める。

大陸の地はこれから冷え続けるだろうが、太陽は、僅かずつ北上を開始する。
時間を掛けて冷え始めた水や陸は、一端冷え始めると、簡単には暖まらない。
太陽が北上を開始しても、寒さの峠はこれからだ。釣人と少年は寒さ観たさで
ウィンドーを覗き込んだ。今春、ハバナの港で見かけたペリカンが凍っている。
やはり、冬は寒いが一番。意見が合い、二人は、冬将軍到来に期待を掛ける。


冬至前

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冬至前 

高緯度の冬は夕暮れが早い。暖冬で雨の多い年の瀬、師走も行こうとしている。
寒さの峠は先と思われるが、冬至を越せば、1日 1日、パリは明るくなって来る。

北海道なら、「シバレルねェ.. 」で冬の挨拶となる頃だろう。高緯度のパリだが、
今冬は、寒さを肴に人が肩を寄せ合うタイミングを外されている。暖冬の雨が続く。
此処はひとつ、「もうすぐ冬至越えだ!」と、釣人と少年は夕暮れの街に踏ん張る。
冬至を越えると、「畳目 1本ずつ春陽へ向かって行く」。人々は迎春に期待する。
歳と共に、太陽の光に焦がれる様になった。太陽は、皆へ均等に微笑んでくれる。


『すずめの涙』

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『すずめの涙』

冬の日に小雨が降っている。部屋に閉じ込められ、釣人はこっそりと杯を重ねた。
涙と共に消えて行ったスターの歌声が、なぜか、雨日は繰り返し心に沁みて来る。

桂 銀淑さん/ すずめの涙」(左クリック)。星屑に、涙の粒が浮かんでいる。
少年は、釣人に杯を勧めた。釣人は少年に「今日は特別」と、言い訳を探し始めた。
「低い声が好きなんだネ! 」「そう、かすれた声がイイ!」。雨日は忘年会だよ。
相棒がフォトログ「パリ発フォトログゆき」(左クリック)始めた。龍の背に乗る。
寒さを待ち、もうすぐ冬至を迎える。釣人と少年は来年のスタート準備を開始した。


援軍の靴音

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援軍の靴音

暖冬が続き、飾り棚の片隅で「四面楚歌」。高緯度本来の冬、将軍の到着を待つ。
朝起きたら白銀の世界。子供心を驚かされた、懐かしい冬の寒さ、訪れるだろうか?

町はイルミネーションを飾り、街角でモミの木も売られている。響き来る筈の寒波、
立襟に口迄上げたジッパー、手袋の隙間から漏れる白息 、例年に何かが足りない。
三寒四温を繰り返し、冬に小雨が続く。生暖かい空気が、季節に湿度を感じさせる。
雪ダルマ君、援軍の靴音は聞こえるかい?。釣人と少年は、気弱になる君を励ます。
渡り鳥のリーダーや北国を移動の動物達、理由解らぬ暖冬に、何を察するだろうか?


冬の水面

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冬の水面 

例年にない暖冬が続いている。秋風で散った筈の樹々、まだ緑葉が残っている。
冬の朝、セーヌは静かに女性の魅力を湛えている。この水面と正対する。

水面の下を見通す瞳を大切にしたい。釣人と少年は言葉なく、その静けさを感じた。
静まった水面の何処かで、「ピシャ っ!」と小魚が跳ねる音が聞こえた。見詰め、
そのままを感じていれば良い。後は、自然が教えてくれる事だ。カッコ良い釣人とは
一体どんな感性が詰まっているのだろうか?男性の場合は女性から、女性は男性に
学ぶもの多々有る。釣人は、自然から其の神秘な魅力を学ぶ。二人は川面を眺めた。


『石化けの術』

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『石化けの術』 

「町屋造り」帰国時の京都が心に残る。木造りの古都から石造りのパリへ戻った。
「石の街」で自宅内装工事に木材を取込む。日本の技を釣りや実生活に試みる。

『石化けの術』、『木化けの術』と囁かれ、釣人誰もが敬服する至難の技がある。
その目的や達成、雑念一切を払い、肉体と精神を自然へ同化して吾身を隠す術だ。
無我の境地が成し得る、己の姿を消し去り獲物に対する、仙人並みの凄技である。
釣人と少年は頭を掻いた。まだまだ、「釣りたい気持ちからは、卒業出来ないゾ」。
釣人は、自宅内装工事に密かな「ツリー・ハウス」風を企て、技を隠し込んでいる。


ブログの改良(3)

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ブログの改良(3) 

『何かを変える必要がある』。山積みの宿題と持ち込んだ道具類の整理から始める。
 Steve Jobs 氏の「夢の小道具」へ対応、フォントやレイアウトを多少変更する。

朝コーヒーを飲みながらブログに目を通す。携帯情報端末の流行でタブレットPCが
勢いを増して来た。ブログレイアウトは従来のモバイル型 PC を主眼に気に掛けて
来たが、新しい「夢の小道具」では読み辛い文面となっているのでは?と心配だ。
此処は亡き夢の達人Steve Jobs氏をフォローして見ようか?行字数を多少縮めた。
『 Stay hungry, stay foolish!』。夢の道具でも読み易くなって貰えたら嬉しい。
釣人と少年は無料ブログに感謝。遥か彼方、釣キチ君!パリ日々雑感をお伝えする。


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