フィレンツェみやげ

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フィレンツェ みやげ 

映画「ハンニバル」、レクター博士宜しく、サンタ・マリア・ノヴェッラで香りを嗅ぐ。
お気に入り釣帽店のチェック後は、カフェの立ち飲み「マロッキーノ」で一服入れる。

今回のネット Eチケットを格安通り使い熟すには、工夫と心構えが必要となる。荷物は 10kg以内一人一個の機内持ち込みに納める事。(預け荷物も可能だが、別途追加料が生じる)。と、此処までは簡単だが、航空セキュリティーの関係で、 手荷物での液体物やクリーム状の持ち込みが厳しく制限される。オリーブ油や年代バルザミコ酢、以ての外、クリーム状までとはさすがに厳しい。気が付くと、年代の風味に惹かれ、相棒と共に PARMIGIANOチーズをキロで購入済だった。冷や汗もん、PARMIGIANOチーズは空港セキュリティーを無事通過。少年のみやげと共に空へ飛び発つ。「マロッキーノ」の味覚は、胃袋に納めてパリへ帰ろう。


天使のいたずら

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天使のいたずら 

天使が両腕で魚を抱えていた。翼ある天使は、どうやってその魚を捕まえたのだろう?
会心の笑顔は、その魚に至る数々の作戦やいたずら、失敗や大成功を物語っている。

『悪魔のように細心に、天使のように大胆に!』 /黒澤明 。映画の演出へ残された言葉だ。天使を想像出来る人は、遊びの奥義を極めた人に違いない。数々の苦渋を味わい、逆境の中でこそ微かに見えた「夢の作戦」。実行前夜、その人は天使の存在を思うかも知れない。結果の成否に関わらず、明るい微笑みで自分をからかってくれる者。釣人は、万全を尽して掛けた魚を瀬戸際で逃がした時、今日は「天使のいたずら」にやられたと悔しがる事にした。


メドゥーサ幻想

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メヅゥーサ幻想 

金髪の乙女メドゥーサ、何を望み、何処へ歩いて行こうとしていたのだろうか?
シニョリーア広場(Piazza della Shignoria)を後にしても、彼女の面影は消えなかった。

余りに劇的な変貌が、釣人の空想を錯乱させていた。乙女に流れてい筈の生命も血液も、女神アテナの呪詛(じゅそ)と共にその色を変えたのか?斬首されたゴルゴン/メドゥーサの頭を運んだ布切れから滴り落ちた血は、砂上に落ちて「蠍(サソリ)」となり、海上へ落ちては「赤珊瑚(サンゴ)」に化したと言う。神話は、凄まじさと哀愁で釣人の心を揺さぶった。斬首の瞬間、飛び立った白馬ペガサス、戦士クリュサオル。それは、怪獣ゴルゴン/メドゥーサの「誠の証」だったのか?釣人と心の流れの中を金髪の乙女メドゥーサは静かに漂っていた。


「夜と昼が接する世界から」

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閉じ『』  

海神と乙女メドゥーサ、女神と海神の妻、英雄ペルゼウス等が織り成すギリシャ神話。
ゴルゴン/メドゥーサの首、翼の白馬ペガサスと黄金剣の戦士クリュサオルが生まれた。

昼のワインが午後の意識を醒ましてくれた。逆光に映る神話像は、恐怖のクライマックスとは裏腹に、夢の影芝居の如く、その場面を語っている。相棒がギリシャ神話を紐解いてくれた。『 ... , papan panpan pan ! ゴルゴン/メドゥーサの刎ね首、飛血。乙女メドゥーサの体内には、海神ポセイドンの実子が宿っていた。首の切り口から、飛血と共に二名の子供が生まれた。翼の白馬ペガサスと黄金剣の戦士クリュサオルだ。蛇の髪、猪牙、青銅の腕、黄金の翼、姿見た者を石に変える怪物、ゴルゴン/メドゥーサの斬首は女神アテナの盾上に盛られた』。釣人は相棒の講談を聞き、怪物ゴルゴン/メドゥーサを見詰め直した。海神ポセイドンは金髪の乙女メドゥーサを見初め、女神アテナの神殿内で彼女と契りを結ぶ。神殿を汚された女神アテナは怒り、海神の妻アムピトリーテーと共に、乙女メドゥーサを化け物へと呪い落とす。怒り収まらぬ女神アテナは英雄ペルセウムに知恵を授け、その首を刎ねさせる結末となる。哀愁や深い寓話力を秘める此のギリシャ神話、少年はどんな感想を聞かせてくれるだろう?


フィレンツェ 散策

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フィレンツェ 散策 

鎧戸を押し引くと、輝きが顔を見せた。守られながら、其れはしっかりと背筋を伸ばした。
情報やアナウンスを閉じ、惹かれるままに小路を彷う。自分の発見と正対する為に ... 。

写真や地図付きの案内が日常化され、情報に助けられる機会は増えた。便利さと引き換えに、人は何を支払ったろう?。一瞬の出会いの歓びや眩しい発見は、まだ大丈夫だろうか?釣人は幼年時代に初めて見た「オニヤンマ」の飛行や、「女王蜂」の勇姿を今だ覚えている。其れ等は皆、突然自分の前に姿を現わし、一瞬の輝きと共に消え去った。震え上がる程の新鮮な戦慄や武者震いが釣人を育て上げる。釣人は輝きと正対すると、「幻の魚」を思った。


市場の一皿

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市場の一皿 

Mercato Centrale(中央市場)、フィレンツェの庶民味なら「市場の一皿」に舌鼓が鳴る。
集まる皆の列で食券を渡すと、フィレンツェの味、昔ながらの味がお皿山盛りで返って来る。

気取った靴で食事に行く場合は別として、街を散歩しながらの昼食なら、市場内での一皿が食いしん坊の頼もしい味方だ。昔は、朝一でパリを発ち、アクセル吹かしてギリギリ間に合うイタリアでの夕食が、ネット Eチケットの出現で、昼食前に街散歩が出来る余裕のスピードに変わった。旅の目的次第だが、ネット Eチケットは、皆によりエコノミーな旅を供給する。時は想像超えて変わっている。昔変わらぬ山盛りの味は、「市場の一皿」にこそ引き継がれる。


フィレンツェ 行

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フィレンツェ 行 

パリ ORLY空港発、90分足らずの飛行でピサの空港へ着陸。バスでフィレンツェへ入る。
ピサから 70分のフィレンツェ in は多少回り道だが、相棒が計画したエコノミー作戦に従う。

新年のスタートと同時に二人三脚、少々飛ばして来た。そろそろ、オーバー・ヒートの予感?此処いらで一服入れよう!相棒と意見が合った。手荷物片手、ネット Eチケットをポケットに突っ込み、イタリアの「花の都」 へ来た。気温はパリと然程変わらないが、陽射にはさすが地中海の恩恵を感じ取れた。鮮明な明るさに、「春近し」が肌に伝わって来る。旅の青年が広場の石段で手紙を書いている。『五郎おじさん、僕達は何時もの広場にやって来ました』。


留守番

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留守番 

少年へ伝言
2/5 早朝出発〜 2/9 深夜帰宅、フィレンツェヘ出掛けて来ます。
節分に相棒が造った黒酢黒豆、扉横に置いてあります。食べてください。
帰り次第に連絡します。  釣人拝


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