JUGEMテーマ:日記・一般
ドゥブロヴニクへ戻って来た。さぁ、パリへ帰る最終日だ。見納めに、丘へ登る。
海に光が射し込んでいる。きっとその下に、アドリア海の真珠が隠されている。
最終日は脚力が勝負のトレッキング。過ごしたきた街を見渡そう。丘の南斜面には
ケーブルカーが設置されて展望台へ昇って行けるが、満腹な海の幸を消化して体へ
発散すべく、此処はひと頑張り。達成感と引き換えに久しい筋肉痛も恐れぬ覚悟だ。
相棒が言いだしっぺとなると、釣人と少年も、後には曳けない。山道を汗掻きかき、
ドゥブロヴニクの思い出とした。丘を降りて最終日の海を眺めに堤防へと向かった。
猫がベンチに丸まっていた。碧い海の真珠探しは、潮騒を聞きながらの夢心地だ。
晴れ時々曇り。「にわか雨を躱すことも、探究の課題に追加すべし」と見つけたり。
さらばクロアチアの海。三人一組の「やじきた道中」、大切に胸にしまって帰ろう。
遅れた晩秋の旅だったが、顔を見せてくれた「碧い海」に感謝する。ありがとう!。