JUGEMテーマ:日記・一般
釣人と少年は一端のウェット派。ドライを使う場合は、大きめ毛鉤を好んだ。
最終日をドライ毛鉤で過ごした。リーダーの返りと静かな着水が心地良かった。
雨が降っても、ライズが無くても、川で竿を振りたい。他の釣人が諦めて帰った
静かな流れで独学を進める内に、何時の間にか?すっかりウェット派(水中毛鉤)
となって行った。少年も自称ウェット派を名乗っている。通常ではなかなか釣れない
大きな魚と出会いたいらしい。釣人は、ウェット(水中毛鉤)をひったくる様に奪う
野生の息吹が指先に伝わると何よりの幸せを感じた。それでも時々、ドライ毛鉤を
水面に浮かべることもある。反りのあるターンオーバーや毛鉤の静かな水面着水が
心地良かった。「共に捨てがたい魅力だネ!」今日は、久しぶりに水面を楽しもう。
毛鉤は改良「ダディー ロングレッグ」。旧型にスリム化を施した新作ラブレター。
今朝の夜明け前、釣人と少年は浅瀬で一匹づつ、美しい野生の宝石を掌にした。
ウェットが生んだ「水切れの良い揺れるドライ毛鉤」。秋の日に少年の毛鉤を結ぶ。